いきなりですけど、他人と一緒に住むのって大変ですね・・・。
家族にそれなりに大切にされて育ち、その後気ままな一人暮らしを経ての結婚相手との同居生活。
同棲もしたことなかったので、他人と一緒に暮らすのは人生初めて。
お互い30年以上気ままに暮らしてきた二人の同居生活なので、そりゃしますよねケンカ。
今回はそんなケンカのあと、頭の中がぐっちゃぐっちゃになってどうしようもなかった時。
趣味が私を助けてくれたので、そのことについて書いてみたいと思います。
他人と住むのって大変すぎ
世の中の夫婦の皆さますごいわ。うちの両親もすごいわ。よく何十年も続いてるね! これ芸能人でたまにある、入籍後一か月で離婚とか全然ありだわ! ありありだわ! 私すごい誤解してたごめんね!
っていう気持ちになったくらい、人と一緒に暮らすのって大変だと実感しているここ最近。
ワンルーム仕様で、私が無職で(で、でも家事やってるし!!)、先行き不透明(只今海外なのでビザとか、いろいろあるんすよ・・・)という要因もあると思うんですけどね!
なにが大変って、家にいるときは四六時中一緒だからお互いの機嫌がダイレクトに影響するんですよね。いやーやっぱりワンルームっていうのがきついんでしょうかね。
なので、タイミングが悪いと些細すぎることで意味不明にケンカが始まったり。
そしてやっぱりワンルームなので、日中ならまだしも夜だとひとりで頭を冷やす場所もなく。
ある日の夜がまさにそんな状態だったんですよ。
その場でのケンカが終わっても、腹立ちやら悲しみやらが収まらず。これがいわゆるあれですか。はらわたが煮えくり返るっていう。
そこに自信のなさやらも混じって頭の中、収拾がつかない状態。
涙腺が緩む緩む。
泣きたいときは我慢せず、全部吐き出した方がいいとは思っているのですが、それも一人になれる場所があればの話。
ケンカ相手がいるところで泣くのも悔しいんですよね!
(「泣けばいいと思ってるのか論」をたまに見かけますが、いやいやこっちこそ別にあなたの言い分の力(?)で泣いてるんじゃないから!
別にあなたのせいとかじゃなく、腹がたちすぎたというか、自分自身の感情の影響で涙が出てるだけだから! この涙はあなたの影響一ミリもないから!!
的な謎の負けん気がでてくるんですよね。そんなことないですか? え、ない?)
がっつり吐き出せなかったせいか、いつまでもじわじわと涙腺が壊れていて、目が溶けるって比喩でもなんでもないんだなと知った夜でした。いえ溶けてませんけどね。
そこまでくると自分でも感情が渦巻き続けていることに疲れ、落ち着きたくなったのですが、どうにもコントロール不能状態で。夜なのに眠れる気もしませんし。
というわけで困った時の、本。(他に選択肢がなかったんです。異国で、夜で、しつこいですけどワンルームで)
趣味は心を守ってくれる
本大好き大好き。
心が荒れまくっていたので、その時は正直本という気分でもなかったのですが、ほかにすることもなく間ももたなかったので手にしてみたkindle。
実際は読んでなかったとしても、相手からはそんなことわかりません。ぼーっとしてるより、冷静感が出せるかなという演出心もあったりなかったり。
そしたらこれが大正解。
脳内ハリケーン状態のまま、とりあえず文字をたどっていくことしばし。
気がつけば本に引き込まれていました。
明るい軽快なエッセイっていうのもよかったんでしょうね。ザワザワぐつぐつしすぎていた心がその軽快な世界に集中していたんです。頭が冷えて落ち着きました。
いつのまにかころりと本に没頭していた自分に気がついた瞬間は、ちょっと笑っちゃいました。え、さっきまでの『悲劇のヒロイン』モードどこいった?
そしてしみじみと思いましたね。
本はやっぱり私の味方だわ。
前に本屋さんにいると元気になると気がついたこともあったけど、本はやっぱり私の味方だわ。
家族とは時にぶつかるけどね! 本はいつでも優しいね! 好き好き大好き!(仕方がない、家族だって人間だものなどと言い聞かせつつ)
ちなみにその時私を助けてくれたのは、孤独のグルメ原作者の久住昌之さんの食とお酒のエッセイです。ノリが楽しすぎた。そしてお酒が飲みたくなった。
・集中する
・没頭する
という状態が、一時的にぐらぐらした心を落ち着かせてくれるんだなぁと思いました。正気に戻してくれるというか。
集中最強。
ただ自由自在に集中なんてできません。特にこんな涙腺も閉まらないようなときは。
だから自分の状態がどうあれ(←大事!)、集中・没頭に引っ張ってくれるお手軽な(←大事2!!)趣味が自分を助けてくれるんだと知りました。
そしてそれを自覚すること。そんな趣味を持っていても、自分でそのパワーに気がついていなければ意味がないですから。
趣味はただでさえ普段から私を楽しませてくれてるのに、つらい時には守って支えてくれるなんて、ほんといいヤツ。ありがたや。
そういえば以前読んだ、お笑い芸人オードリー若林さんのエッセイでも『ネガティブを打ち消すのは没頭だ』とかかれてましたっけ。
あと最近見かけたツイでもなるほどと思ったものが。
急に叱られたりとかして動揺して集中できないとき。音楽をやや大きめの音量で聴く、というのが個人的におすすめなライフハック。感情がゆらぐほどの雑念(=動揺)をかき消すには、同じくらいの強度の外部刺激が必要。好きな音楽にまず数分逃げ込み、落ち着いてから再度、向き合えばいい。
— F太 (@fta7) 2018年4月23日
こちらは大きめの音量の音楽で『同じ強度の外部刺激』を与えること
私の今回の記事は趣味を使って『集中・没頭すること』
少し違うかもしれませんが、好きなものを利用することで動揺した心を落ち着かせるというのが似ているなぁと思いました。
自分を支えてくれる趣味は何かを知ること
平常心に戻してくれる趣味。
そしてそこからさらに気持ちをあげてくれる趣味があれば鬼に金棒です。
私にとって、気持ちをフラットにしてくれる趣味が読書ならば、そこからさらにあげてくれるものは舞台観劇です!
今は観劇できないのですが、大好きなミュージカルの楽曲を聴いて、映像をみるだけでもだいぶ気持ちがあがります。歌っちゃいますよ~。
これも実は最近気がついたんですよね。
自分の趣味・好きなことの一つに舞台観劇があるのは知っていましたよ? 知ってはいたのですが、曲を聴いて映像を見るだけでも自分の気持ちがこんなに弾むとは、気がついていなかったんです。
趣味があっても、それが自分に及ぼす効力を自覚しているかしていないかは大きな違いだと思います。
自分の気持ちをフラットにしてくれるもの。
自分の気持ちをあげてくれるもの。
自分にとってのそれが何なのかを知っていると、少し気が楽になります。
だってもしまた精神的にきついことがあったら、本を読んで好きな音楽を聞けば落ち着けるってわかったから。
そしてこの先も、どこに住もうがなにをしようが、趣味が私に与えてくれる力は変わらないと思います。
趣味ほんと頼れるヤツ。
まとめ:趣味は心を鎮めてくれる。気持ちを上げてくれる。
感情が揺さぶられてきつい状態になったら、とにかく趣味に手をつけましょう。
形だけでもなぞっているうちに、集中・没頭していきますから。
集中・没頭さえすれば、頭が冷え落ち着いた自分が戻ってきます。
そして自分をそうやって没頭させてくれる趣味がなんなのか。自覚しておくことは大切です。
自分のことって知っているようで意外と知らないものですから。
時にお金はめっちゃかかるけど、趣味はいつでも自分の味方ですなー。
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